avast for Windows7 アバストのコンピューター検査タブの使い方

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Avast!5 コンピューターの検査タブの使い方と詳細

コンピューターの検査は「今すぐ検査する」とAvastの強い武器でもある「ブートタイム検査」、
検査記録」の3つの項目で構成されており、定期的なドライブのウイルス検査を直接実行したり、
ブートタイム検査を予約したり、検査効率、ウイルス検査スケジュールを設定したりと
これからAvastを利用するにあたり一番よくお目に掛かるタブであると言えるのではないでしょうか?

Avast 使い方 コンピューター検査タブ

画像はコンピューター検査タブ内、「今すぐ検査する」。「開始」をクリックすることで以下の4つの検査を直接実行するとともに、「詳細」から各検査項目の検査効率、PUP検査の有無、
ウイルス検査スケジュールを設定することができます。

迅速な検査

オペレーションシステム(Windows)がインストールされたドライブとメモリのみのウイルス検査。
重要な領域だけのクイックスキャンです。完全なシステム検査に比べ短時間で完了します。

完全なシステム検査

文字通り全てのドライブの完全なウイルス、スパイウェア検査です。時間は掛かりますが定期的に
実行することをオススメします。私の場合は3週間に一度位でしょうか?いつも寝る前に実行しモニターの電源を落として寝てしまいます。

脱着可能なメディアの検査

CD/DVDメディアや、USBメモリのウイルス検査。外着けのハードディスクは認識しません。

検査するフォルダを選択

ウイルス検査を実行する領域をハードディスクドライブ単位、フォルダ単位で選択して検査します。

Avast 使い方 完全なシステム検査

画像は完全なシステムスキャンの「詳細」。PUP(基本的に不必要なプログラム)の検査を設定。
下部の「設定」からウイルス検査時にウイルスが検知された場合の処理方法、ウイルス検査からの
除外設定、ウイルス検査スケジュールの設定などが行えます。

Avast ブートタイム検査

画像はコンピューターの検査タブ内、「ブートタイム検査」。
この検査はWindowsが起動した状態では活動を開始し、検出&駆除できないような
レベルのウイルスまでもWindowsが完全に起動する前の段階でウイルス検査を実行し
検出&駆除可能な検査方法です。
直ぐに予定する」をクリックしパソコンを「再起動」することでブートタイム検査は開始されます。

Windowsが起動する前の状態ですのでブートタイム検査実行中はマウスは当然使えません。
キーボードのみの操作となります。※バックアップを取ってからの検査をおすすめします。
私の環境ではUSBキーボードも操作できませんでした。PS/2キーボードを利用して下さい。
私は完全にウイルスに感染していた事が後から判った場合にブートタイム検査を実行しています。

Avast 検査記録

画像はコンピューター検査タブ内、「検査記録」。ここでは今までに行った検査の記録を参照可能です。
結果を表示する」をクリックすると検査結果とウイルスが発見された場合の処理方法が表示されます。

コンピューター検査タブは以上です。
次にAvastの常駐監視システム、リアルタイムシールドタブの使い方、詳細設定へ進みます。

Avast 導入編
Avast 使い方
Avast 詳細設定
その他
PUPとは?

PUPとは(Potentially Unwanted Program)直訳すると「潜在的に不必要なプログラム」私はウイルス検査を実行する際、常に「有効にする」を選択していますが・・・。

ヘルプでは以下の様な記述が見られました。「知らずにダウンロードしたプログラム、一般には広告に使われたり、 お客様のコンピュータやインターネットの使用についての情報を収集するプログラム についても検査します。」

Cookie??私の環境ではこの項目を無効にした状態でもトロイやキーロガーにAvastは反応してくれたのでこの設定はちょっと謎です。

もし、判る方がおられましたら是非ご教授頂けると嬉しいです。

検出されたウイルス

Avast!5は検査中にウイルスが検出された場合の処理を自動的に適用できますがウイルスと検出したからと何でも「削除」は注意が必要です。

市販のウイルス対策ソフトでも当然あることですが誤検出の可能性もあるからです。

処理を自動的に適用する場合は「チェストに移動」が望ましいかと私は思います。

チェストに移動後、そのファイルが本当にウイルスなのかどうかWebで検索し、確認してから初めてそのファイルに対する処理を実行するようにして下さいね。

特にブートタイム検査ですね。ウイルスが検出されたからと無闇にファイルを削除してしまいOSが起動しなくなってしまった苦い思い出が私自身過去に1回あったので注意してください。

ブートタイム検査でウイルスが発見されたら「Move to Chest」を選択しOS起動後、改めて確認してから処理を実行するようにしてくださいね。

ブートタイム検査

過去に私がブートタイム検査を実行したのは4年の使用暦で本当に数える位しかありませんが、その力は絶大です。

インターネットを閲覧していないのにウェブシールドから警告があったり、パソコンに妙な違和感を感じたら一度試してみてください。